いつまでも自分の足で歩き続けるために
皆様の体をさせてる足。また、足は第二の心臓と呼ばれるほど大切なものです。
転倒することが多くなった、と思われたとき、足の筋肉が落ちたから運動しないとと思われますね。もちろんそれも大切なことです。それとともに足を見てください。
巻き爪になっていませんか?
爪が厚くなって自分では切れないとそのままになっていませんか?
爪が変な方向に生えて隣の指を傷つけていませんか?
あまり重要視されていないのが現実ですが、足や爪のトラブルを抱えている方はたくさんいらっしゃいます。変形した爪が皮膚に刺さり、痛くて不穏になってしまったり、正しく体重移動できずに転倒につながったりするのです。
糖尿病の方や、透析を受けていらっしゃるかたは、足のトラブルを放置することで取り返しのつかないことにもなりかねません。
私たちはフットヘルパーの資格を持つスタッフを中心に訪問看護のケアの中にフットケアを積極的に取り入れ、快適に安全に生活できるようにお手伝いできたらと思います。
足トラブルを予防していくための靴の選び方、はき方についてもお伝えしていきたいと思っています。
上の写真は肥厚した爪をどう手入れしたらいいかわからず、家族もさわれず放置していたものです。痛みもあったそうですが、我慢されていたそうです。
下はフットケア後です。皮膚に食い込んでいたのがわかります。ケアの後、皮膚の血色もよくなりました。